飼い主のいない猫にエサやりをしている方へ


ページ番号1003980  更新日 2025年9月13日


飼い主のいない猫にエサを与えている方へ

やせた飼い主のいない猫を見ると食べ物を与えたくなる気持ちは理解できますが、適切な方法で行うことが重要です。無責任なエサやりは、猫がその場所に居座る、繁殖を招くことで不幸な命を増やしてしまう可能性があります。
また、近隣住民や地域に迷惑をかける場合もあります。
そのため、猫にエサを与える際は、地域への配慮と適切な管理を心がけましょう。不妊・去勢手術や地域のルールに基づいた行動を取り入れることで、猫たちを守りながら地域との共生を目指すことができます。

置き餌は絶対にしない

猫にエサを与える際には、できる限り衛生的で適切な方法を心がけることが大切です。猫にエサを与える際には、以下のようなポイントがあります。
これらのルールを守ることで、猫たちは徐々にその時間と場所に合わせて行動するようになります。
1. 場所と時間を決める
一定の場所と時間に与えることで猫の習慣を作ります。
2. 適量を与える
猫がその場で食べ切れる量を心がけ、食べ残しを防ぎます。
3. 食べる様子を確認する
与えたエサは猫が食べ終わるまで見守り、必要以上に与えないよう徹底します。
4. 片付けを徹底する
食後は器を片付け、周囲を清掃し衛生を保ちます。

不妊去勢手術を必ず行う

飼い主のいない猫へのエサやりを続ける際には、不幸な猫を増やさないための行動が求められます。まず、猫の耳にV字のカットがあるか確認してください。
これは、不妊・去勢手術済みの目印です。カットがない場合は未手術の可能性があり、繁殖によって猫が増えてしまいます。
清瀬市では、不妊・去勢手術費用を助成する制度がありますので、必要な際はご相談下さい。
飼い主のいない猫の平均寿命はおおよそ4年程度と短いのが現状です。繁殖を防ぐために、
手術を行えば、数年のうちに自然とその地域の飼い主のいない猫が減少することに期待が持てます。
不幸な命を増やさないためにも、地域の仕組みを活用した行動をご検討ください。

排泄場所を必ず作る

猫にエサを与える際には、排泄への対応も欠かせません。猫の糞尿被害は、行政への苦情で最も多い問題の一つです。そのため、専用の排泄場所を用意するなど、
適切な環境を整えることで、ご近所への迷惑を防ぐことができます。エサを与える際は、猫が快適に排泄できる状況を同時に配慮するよう心がけましょう。

ご近所に迷惑をかけていないか、良く観察する

猫にエサを与える際には、周囲への影響に細心の注意を払うことが重要です。
猫が苦手な人やアレルギーを持つ人にとって、庭や敷地を横切るだけでも不快に感じることがあります。
また、糞尿や植物・車への被害が発生すれば、猫やその世話をする人への感情が悪化する恐れがあります。
猫の行動範囲をよく観察し、ご近所への迷惑を防ぐよう心がけましょう。
他人の敷地でエサを与える際には、必ず管理者の許可を得る必要があります。無責任なエサやりは、
猫にとっても環境を悪化させる原因になります。
責任を持って繁殖を防ぎ、被害を減らすことで、猫と地域が共存できる環境を目指しましょう。
 


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