施設案内 野塩遺跡群出土 緑釉陶器(郷土博物館)


ページ番号1014805  更新日 2025年4月3日


[画像]有鍔付土器(49.5KB)

概要

緑釉陶器は、緑色に発色する釉薬をかけた奈良・平安時代に製作された陶器で、9世紀頃は畿内・東海地方を中心に、10世紀には近江地方(現、滋賀県)でも製作されています。
この緑釉陶器は、一般的な当時の集落では出土例が少ない製品です。
清瀬市野塩地域に所在する野塩遺跡群からは、平安時代前期の9世紀末〜10世紀初頭に作られたと考えられる24点の緑釉陶器が見つかっています。その大半は皿・碗の破片ですが、中には唾壺(だこ)と呼ばれる壺の口縁部の可能性のあるものや陰刻花文(いんこくかもん)の皿など珍しい製品も出土しています。
清瀬市周辺地域における緑釉陶器出土事例は、武蔵の国府である東京都府中市では出土量が多いものの、それ以外の下宿内山遺跡のような大規模な集落遺跡などでは出土事例は少なく、本遺跡が他の遺跡よりもその性格が異なっていることが想定されています。
また、野塩遺跡群からは緑釉陶器が出土した時期に、大型の掘立柱建物が2棟確認されています。この大型の掘立柱建物を伴う本遺跡は、緑釉陶器を使うような国府の役人などが滞在した特別の施設であった可能性が発掘調査の成果から想定されています。
これらのことから野塩遺跡群出土の緑釉陶器は、大型の掘立柱建物ともに武蔵国府との関連性や柳瀬川流域開発の拠点的施設の可能性を知ることができ、文献資料では確認できない清瀬周辺における平安時代前期の様相の一端を示す重要な資料と考えられています。現在、この緑釉陶器は清瀬市郷土博物館で展示されています。

所在地

東京都清瀬市上清戸2丁目6-41

電話

042-493-8585

地図


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郷土博物館
〒204-0013
東京都清瀬市上清戸2-6-41
電話番号(直通):042-493-8585
電話番号(代表):042-493-8585
ファクス番号:042-493-8808


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