猫の被害にお困りの方へ


ページ番号1003981  更新日 2020年8月30日


猫が庭などに入らない方法

猫がお宅の庭や花壇・畑に入り込み、フンや尿をするのは、周辺のどの場所よりもお宅がその猫にとって快適な場所だからです。

猫にとって快適な場所とは...「人の出入りが少なく、番犬もいない静かで安心できる場所」「気持ちよく排便ができるための、やわらかい土や砂、芝生等がある場所」「餌を捜し歩かなくても簡単にもらえる場所」です。猫が来ないようにするためには、その環境を変えてやればいいのです。でも実際にはなかなか変えることは難しいことです。そこで比較的効果があると思われる方法をあげてみます。周りに猫を寄せ付けたくない方、一度お試しください。

忌避剤

あらかじめ、近所の人にも説明しておきましょう。

生にんにく
細かくきざんで撒く・ネットに入れて吊るす。
とうがらし
細かく刻むか粉末状のものを撒く。
コショウ、カレー粉等の香辛料
通り道やフンをする場所に散布する。
コーヒーかす、茶殻
コーヒーを淹れたあとのカス、どくだみ茶などの茶殻を散布。
米のとぎ汁
磨ぎはじめの濃い汁を毎日撒く。
ミカンなどの皮
かんきつ類の皮を撒く・かんきつ類の香りのする薬品を置く。
食用酢
容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。
2倍から10倍程度に水で薄めたものを噴霧。
木酢液
容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。
スプレーすれば、猫のにおい消しにも有効。
ハーブなどの植物
猫の嫌がる香りのするハーブなどを植えるか、鉢植えを猫の通り道に置く。あるいはハーブの香料を置く。(ゼラニウム、レモングラス、メントール、スペアミント、ローズマリー、ペパーミントなど)
重曹
撒いたり、土に混ぜ込むことで、猫のにおいを消すことができる。

構造物

ホースでたっぷりと水をまく。
砂利
角のある大きめの砂利を敷きつめる。
松ぼっくり
猫が歩くところに敷きつめる。
枯れ枝
球根や種が植えている所に敷きつめると掘り返されない。
ヒイラギの葉
ヒイラギの葉、あるいは葉のついた小枝をあちこちに置く。
大きな石
物理的に歩けなくなる位置に石を置く。
とげとげシート
ホームセンターや園芸店で販売されている。全面に敷きつめなくても、跳び越えられない幅に敷けばよい。
粘着テープ
ガムテープや両面テープの粘着面を上にして設置する。(足裏がべとつくのを嫌がるため)粘着力が落ちたら交換する。
目の細かい網
敷くと爪がひっかかり歩きにくい。
アルミホイル
敷くと足音がするので嫌がる。
ネットや柵
乗り越えられない高さ(1.5mほど)の網、柵で囲うか、侵入路をふさぐ。
[画像]イラスト:猫(22.9KB)

以下の侵入防止策は、人が転んだときに怪我をするおそれのない場所に設置しましょう。

テグス
釣り糸などのテグスを猫の足がひっかかる高さになるように、侵入口や通路に張る。釣り糸は猫の目に見えないので、何かが触れる感じを嫌う。
割り箸
通路や花壇に立てる。

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