ページ番号1013505 更新日 2024年9月13日
トイレに物を落とし、詰まらせてしまった。インターネットで修理業者を探すと「トイレ詰まり解消280円〜」などと激安価格を売りにした広告が多くみられた。するとその中に「トイレの詰まり解消5千円、初回2千円引き。料金が安い業者は思わぬ高額請求を受ける場合がありますので、安すぎる業者にご注意ください」という広告を目にした。この業者なら適正価格で作業をしてもらえると思い依頼した。来訪した作業員から「これは重度の詰まりだ。トイレを外さないと異物が取れない。料金は124,300円かかる」と言われ、あまりにも広告とかけ離れた価格だったので驚いたが、強硬な態度を業者がとったため断れず、仕方なく承諾した。その後この業者が他県で行政処分されていた事を知り、不当な請求を受けたと分かった。
トイレを詰まらせ、インターネットで探した業者に依頼したところ、想定していた価格をはるかに超える請求を受けたという相談が後を絶ちません。法律上の取り扱いは、消費者が来訪を依頼した場合でも広告等の表示額と実際の請求額が大きく異なる場合は、不意打ち的契約としてクーリング・オフが可能とされています。しかし、現状は法律を無視し返金に応じない悪質な業者が存在し、被害の救済が困難となっています。被害に遭わないためには、安価なネット広告の業者に依頼するのではなく、清瀬市指定下水道工事店など、顔の見える安心できる業者に依頼することが重要です。また急な事態に慌てないために、日頃から携帯トイレを家族分用意しておくこともお勧めします。消費生活センターでは啓発グッズとして携帯トイレを配布しておりますので、依頼した業者がすぐに対応できない場合などにご活用ください。
問い合わせ 消費生活センター 042-495-6212（相談専用）
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