ページ番号1013633 更新日 2024年3月22日
麻しんは、麻しんウイルスによる感染症で、感染症法上の五類感染症です。
空気感染が主な感染経路ですが、その他に、咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」、およびウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」もあります。
発症した人が周囲に感染させる期間は、発熱及びかぜ症状が出現する0〜2日前、発疹が出現する4日前から発疹出現後4~5日くらいまでです。感染力が最も強いのは発疹出現前の期間です。
感染力はきわめて強く、麻しんに対する免疫を持っていない人が、感染している人に接すると、ほぼ100%の人が感染します。約10〜12日間の潜伏期間の後、38℃程度の発熱及びかぜ症状が2〜4日続き、その後39℃以上の高熱とともに発疹が出現します。主な症状は、発熱・発疹の他、咳、鼻水、目の充血などです。
また、合併症として、肺炎、中耳炎、稀に脳炎や失明等があり、肺炎や脳炎は重症化すると死亡することもあります。一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しんワクチンを接種することが大切です。予防接種法に基づく定期予防接種は計2回(1回目:1歳〜2歳未満、2回目:小学校入学前の1年間)です。
麻しんへの特効薬はなく、対処療法が中心となります。主治医の指示に従い、しっかりと休養をとってください。主治医からの許可が出るまでは、人への感染の可能性があるので、登校や公共交通機関の利用、人が集まる場所への外出は控えてください。
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