ページ番号1014476 更新日 2024年12月4日
有孔鍔付土器は、縄文時代中期の関東・山梨を中心に出土例のある縄文土器です。この土器の名称は、平らな注ぎ口(口縁部)の下に小さい穴(孔)が等間隔で並び、その部分に鍔状(つばじょう)の盛り上がりが存在しているところからこの名前がつけられました。
用途は、はっきりと分かりませんが、注ぎ口に動物の皮を張り、太鼓や酒造専用容器として使用した可能性が考えられています。
今回、野塩前原遺跡で出土した有孔鍔付土器は、市内出土の有孔鍔付土器と比較しても大きく、装飾も優れており、赤く塗られていたことからも日常品でなく特殊な使い方をしていた土器と想定されることから、縄文時代の清瀬における人々の考え方を知るうえでも貴重な資料となっています。
現在、指定になった有孔鍔付土器は博物館の展示ホールで展示されています。
東京都清瀬市上清戸2丁目6-41
042-493-8585
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